平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

【祝2周年】癌が見つかった日

自分にとっての記念日は誕生日ぐらいで、結婚とかしない限りは増えないかな~と思っていましたが、まさか真夏に記念日が増えるとは…。8月12日と13日。僕にとっては癌が見つかるきっかけとなった日です。

2020年8月12日と13日。あの日からなんだかんだ2年が経ちました。

見つかったのは希少がんに分類される「胸腺がん」。いまも抗がん剤の治療を続けながら、副作用があるので健康に!とは言えなくても、元気に過ごせています。

いま思うと、本当に運が良かったなと思うことがあります。それは、救急搬送された時期です。

救急搬送された理由が、癌による症状ではなく、20代のころから悩まされている「尿路結石」だったのですが…搬送された病院では若干の発熱があったため、新型コロナの疑いからCTを撮る際に胸部も撮影してもらえました。その結果が、胸腺がん発見につながるのですが、もしこれが、1年前だったら、もしくは1年、2年あとだったらどうなっていたでしょうか?

【1年前だった場合_2019年8月12日・13日】

救急搬送されたとしても、胸部のCTを撮ることはなかったでしょう。そうすると癌を見逃していた可能性が高かったです。実は、2020年3月に同じく尿路結石で病院にかかっていたのですが、その時、CTを撮っていましたが、癌を指摘されることはありませんでした。

【1年以上あとだった場合_2021年8月、2022年8月】

2020年に比べ、21年、22年は新型コロナウイルスの感染状況が広がっているため、救急搬送が困難な事態になっていた可能性があります。そもそも、2020年に見つかった当時で「ステージ4」。肺などへの浸潤もみられ、重要な欠陥を押しつぶすぐらいに腫瘍は大きくなっていたので、癌が見つからずにさらに進行したらヤバイことになっていた可能性もあります。

本当に運が良かったなと思います。

そんな思いをはせた2周年記念日。3年目もぼちぼちとよろしくお願いします。