平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

過激なタイトルばっかり見てるとおかしくなッちまう

映画の宣伝文句で「全米が泣いた」というのがありますが、最近見かけません。僕がたまたま目にしていないだけなのか、使いすぎてチープになってしまったのか、慣れすぎて人の心がより過激な表現を求めるようになってしまったのか…

う〜ん、こういう考えても仕方のないことがふわ〜っと頭に浮かぶことがあります。

それがきっかけだったりしますが、最近のネット記事の見出しは過激になりすぎではないでしょうか?ゴシップやスキャンダルを扱うような週刊誌顔負けの見出しが躍っているように思います。

ヤフーやまとめサイトの見出しは正にそれで、人の興味を引くためにドンドン過激になっているように思います。記事をクリックさせてしまえば、広告収入が得られるとなれば過激になるのもわかります。

より過激に…より興味を引かせるために人の汚い部分を扱う…そんなことばっかりしていると感覚がマヒしてしまって過激なことを平気でしてしまう人間になってしまうのが怖いです。

自分もそうなってしまうのか…そんな恐れもありますし、実際のところ心が平穏じゃないときはSNSやブログでわーーーーーっと書いてしまいそうな時もありますし…

過激に慣れてしまわないようにしつつ、過激を目にし過ぎない方が自分の心にはとってもいいことのように思います。

 

 

 

本の要約をみることは本を読んだことにはならないと思う

昔ほど本を読むことは減ってしまいましたが、ちょくちょく意識して読むようにはしています。最近はどうしても病気関係であったり、教養につながるかとであったり、小説もたま〜に読んだり。

僕なりの読書の楽しみ方は発想を飛ばすことです。読んでいて気になるフレーズや、著者が指摘していることから発想を得て、自分ならこうかんがえるよな〜とか、世の中のこういう事象はどう言い換えることができるんだろう?と考えたりします。

なので一気に本を読むというよりは、本をきっかけに考えをあっちこっちに飛ばして思考の旅わ楽しむというのが、僕なりの楽しみ方だったりします。

 

ユーチューブなんかでは、ユーチューバーが本の要約をコンテンツにしたりしますが、正直僕にはあいません。読みながらゆっくりと理解し、自分でも理解を深めていく。時に著者が示す考えとは違うこともあったりして、そこで新たな視点を発見できたりする。読書は著者との対話でもあるわけで、それを赤の他人の解釈でまとめたものをたかが10〜20分ぐらいの動画で消費してしまうのはもったいやい。

 

 

読書の秋ということで、そんなこと考えました。

寝るのが一番、食べるのが二番

嫌なことがあった時、辛いことがあった時。

寝て忘れるというのが一番なのかもしれません。

あさ目が覚めて、カーテンの隙間から光が差し込んでいると1日の始まりを強く感じます。きのう、うだうだ考えていたことがリセットされていて冷静な自分がいる。

所詮、赤の他人のやること、立場の違う人間は本当の味方にはならない。そんな風な考え方を持っても自己防衛のためなら仕方ないです。

とりあえず、今日もなんとかやっていこう。

朝ご飯食べて行ってきます。

明日の仕事終わり、1週間のお疲れ様ご褒美には行きつけのつけ麺屋で大盛り肉増しで注文しよう!

なけなしのプライドはズタボロ

前も似たようなことを書いたかもしれませんが、我慢の限界をまた超えてしまいました。

なんとか次の節目まで頑張ろう頑張ろうと思っていても、モームリは利用しませんが、気分はモームリです。

でも大人だし、治療費稼がなあかんし、保険料も払っていかなあかんし…うまいことやる方法見つけないといけません。

なけなしのプライドはズタボロですが、最後のつもりでやってみようと思います。自分だけでなく周囲の知恵も借りながら…それでもダメならバイバイするだけです。

まだ死ぬ予定はたてたくないし、今後のこともマジで考えなきゃいけんです。胸腺がんだろうが、ステージ4だろうが人生まだまだのつもりです。

ふざけんな!

がん治療は一進一退

6年2ヶ月目になる胸腺がんとのお付き合い。

今日はアブラキサン単剤デーでした。

2週間前にとったCTの結果は…ちょっと大きくなったところがあって、小さくなったところもあってというものでした。

まぁこんなもんでしょう。そりゃあ贅沢言えばきれいさっぱり無くなってくれるのが一番ですがそんな簡単にいくもんじゃありません。

今日の抗がん剤点滴で通算2度目の【アブラキサン&カルボプラチン】が3クール終了したことになります。初回と同様だとすればもうあと6クールまでやることになるので、治療を続けることで良い効果があることに期待しましょう!

自分にできることは風邪など他の病気になってしまわないこと。

運動して体力をつけること。

人生を満喫すること。

さぁ帰って何か美味いもん食うぞー

♪~(´ε` )

仕事、演劇、エレクトーン、料理…そして闘病、通ずるものがある

一生懸命取り組んで身につけたものは、他のことに取り組むときにもいかせるものがあると思っています。

突拍子もなく、アレってコレと似てるな!と思いついて取り入れてみたり。エレクトーンをひいているときに…演劇だとこういう見せ方するから、こんな風にやってみた方が見栄えがよくなるかもとか。仕事がら得ることがてきた知識を闘病にいかしたり、闘病で得た経験を仕事にいかしたり。

人生をこれまで自分が生きてきた「道」だとすれば、ぐねぐね曲がっていようが、途中で進んでもどってきた枝道があろうが、超俯瞰でみたら大きな一本道です。

自分のやることにそれぞれ通ずるものがあるのは当たり前かもしれません。むしろ、ガンガンいかすべき。

両親むけに料理を作っていて、下準備の大切さは何事においても大切だということに気づいてそんなことを思いました。

「自分探し」より「自分磨き」まだまだ成長できる!

11月に入りまして、今年も残り2ヶ月となりました。

特に何があるというわけではないのですが、来年は40歳か〜と思ったしだいです。

 

がん的に考えるなら、AYA世代の卒業。

仕事的に考えるなら、介護保険料が引かれはじめる。ひ〜〜〜。でも親がお世話になってるし、いずれ自分もと考えると払わないとな。

私生活的に考えるなら、何も変わらんのでは?

 

とはいえ、節目の年齢を迎えるわけなのでしっかり人間として磨きをかけていきたいと思います。いつもいつも病気のことを考えていても仕方ないし、どーせ病気じゃなかったとしても何十年後かには命は終わってしまうのだから、満足できように自分を磨いて人生やりきったぜ!と思えるように日々生きていきたい。

 

個人的にかもしれませんが、最近聞かなくなった「自分探し」というのが流行ってたことがありました。今にして思うと、目指すべき「自分」はその辺に転がってるわけじゃないし、探せば見つかるというものでもないんじゃない。

むしろ、自分は鏡をみれば目の前にいるんだから、自分自身を原石と考えて、磨いて磨いて磨きまくって理想の自分を作っていくほうが目指してる感があるような気がします。

自分磨きで成長だー

がんは成長するなー