平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

6度目の入院…3日目『しゃっくり事変再び』

入院2日目に『カルボプラチン』と『カルセド』を投与したわけですが、翌日、つまり3日目の朝食後にヤツがやってきました。そう“しゃっくり”です。ひっく!

午前9時前ごろ、朝食の食器を片付けて病室に戻ってきたときのことでした。「ひっく…………ひっく………ひっく」と喉から変な🐸カエルの鳴き声のような音がしているではありませんか!?

 

これは、白金系抗がん剤によくみられる副作用の1つ。2020年に行った初回の化学療法でも起きた厄介な症状です。

ほっといたら1時間でも2時間でも続くのは経験上身にしみているので、前回効果的だった『冷たい水作戦』を実施!ゆっくりと『グビッ、グビッ』と水を飲むと…

 

 

残念とまりません(;・∀・)

 

 

同じ病室の人にはさぞ不気味に映っていたことでしょう…こりゃナースコールが必要かなと思っていた矢先に、看護師さんの見回りがちょうど来られたのでしゃっくりの薬をお願いしました。30分ぐらいで用意してもらえたので、さっそく、1錠ゴクリと飲み込んで、即効効くわけではないので

(つ∀-)オヤスミーグッナイ

 

 

1時間ほどして目がさめると…あら不思議。しゃっくりが止まっているではありませんか!ほっと一息つけましたらば、少し歩いておこうということで、病棟の中をゆっくりグルグル回って軽くストレッチ。抗がん剤用の点滴の針が刺さったままなので、無理しすぎないように。

 

そのときはもう大丈夫だろうと思っていたのですが、そうは問屋が卸しませんよ…というのが抗がん剤の副作用しゃっくりのしつこ〜いところです。

僕がお世話になっているのが大学病院なので、治療のデータを研究にいかしてもらう制度があるみたいでして、それに協力させてもらっています。採血した血液のデータを使ったりなんだりしはるみたいです。

そのための問診を受けていたときのことです。調子に乗ってべらべら喋っていたからでしょうか…また🐸カエルが鳴き出しました。「ひっく…ぎっく…げっく…」しゃっくりが混じりつつもなんとか無事問診は終了。しゃっくり止まんね〜な〜と思っている間に昼食がきてしまいました…

しゃっくり止めの薬は1回飲んだら6時間開けないと飲めない…やはりここはもう一度『冷たい水作戦』しかない…気持ちを落ち着けて…ベットサイドに深く腰掛けて「グビリ…グビリ…グビリ…」すると…あら不思議…しゃっくりが…止まったではありませんか!

よかった、よかった(^ν^)

安心してお昼ご飯も完食!

ただ、しゃっくりでじんわり体に負担がきていたのか、だいぶ疲れていたようで、2日目の抗がん剤『カルセド』のみを打ったあとは基本的に寝てゴロゴロしてました。夜も就寝時間の10時ごろにバタッと夢の世界に旅立ちましたとさ。

そんなこんなな、入院3日目でございました。

 

ちなみにカルセドの点滴はこんな感じ。液がオレンジ色っぽいです。

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