平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

6度目の入院…2日目『化学療法スタート』

入院初日の夜は慣れないベッドで何度も起きることになった36歳独身男性です。入院中に6月が終わるんだろうな~と少し寂しさも感じながら…入院に慣れていこうぜ2日目です。

前日に説明を受けていた化学療法(抗がん剤の投与)のスタートです。投与するのは『カルボプラチン』+『カルセド』です。連続3日で投与するのですが次のようなスケジュール感になるようです。

【1クールの流れ】

  • 1日目→『カルボプラチン』&『カルセド』
  • 2日目→『カルセド』
  • 3日目→『カルセド』
  • 3~4週間程度の投薬休み→2クール目に突入 

副作用が薬を投与してから時間差で来ることもあり、適度に感覚を開けて投与するようです。この辺は1回目の化学療法と一緒ですね。今回は入院での投与なので、点滴用の針は3日間刺したままにするそうです。

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“ちょっとだけ中二病な左腕?”
ちなみに外来では毎回刺すそうです。家に帰ってから変なことになったら困るし、そりゃそうですよね。

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2種類の抗がん剤のうち、どちらにも当然「副作用」はあるのですが、僕の場合、他の人と違って気を付けないといけない点がありました。それが、通算7回目となる『カルボプラチン』の使用です。

初回の化学療法ですでに6回使っているため、アレルギー反応を引き起こすリスクが高まっているらしいです。いわゆるアナフィラキシーショックってやつです。症状としては呼吸困難などが考えられるということでした。

ちょっとビクビクしながら投薬に臨んだのですが、前日あまり寝れなかったのが作用したのか、点滴中は割とぐっすり。そして、幸いなことに今日の投与では、そんな症状はでませんでした。

抗がん剤以外にも≪吐き気≫を抑える薬や、≪ステロイド系≫の薬なども投与してもらいリスクを極力抑える形で行ってもらえたのが功を奏したのだと思われます。ちなみに眠くなったのは寝不足だっただけじゃなく、薬の成分的に眠りやすくなるものが入っていたためです。

とりあえず、今日のところはこれといった副作用も見られず、最高の滑り出しです。ただ楽観はできません。前回のことを考えると骨髄抑制(白血球やヘモグロビンの減少)は起こるでしょうし、脱毛もあるでしょう。それ以外にも『カルセド』には心臓への影響もあるかもしれないので、油断せず体調の変化には気を付けたいと思います。

それでは、また明日!
針が入っている関係で、うまく力が入らないのでソメイティ作成は針が抜けてからになりそうです。