平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

ちょっと早いけど…2020年も残り1か月

寒くて布団から出るのが億劫になる季節になったなと感じる今日このごろ。

早いもので2020年も残すところあと少し。

数字が1つ進んで20201年になるだけですが…まぁ節目ということで。

(指摘がありました!20201年なら流石に世の中とんでもなく変わってますね。2021年です)

この1年をちょっと早めの振り返り。

 

今年はどんな年になるのかな~と考えていた2020年1月。頭にあったのはやっぱり東京オリンピックでしょうか…。スポーツ観戦が大好きというわけではありませんが、やっぱり金メダル目指して全力でプレイする姿ってのは見てて楽しいですし、東京で開催というのも盛り上がっていいよな~と漠然と考えてました。チケットは買ってませんでしたが…。

 

すると、現在進行形で世界を騒がせている新型コロナウイルスの問題がぞろぞろ出てきて気づけばいつの間にかそれ一色に。たった1つのウイルス、1つの病気でこんなにも世界中で問題が起きて、身近な生活にまで影響することがあるとは…。

 

物語とかだと、「外敵」で世界がまとまるみたいなことはありますが、「感染症」では世界はまとまらないようで、世界どころか1つの国もまとまってないような気がしないでもないのが少し寂しいなと感じます。

 

 世間様はそんな感じで動いてますが、自分にとっての一大ニュースは何といっても『癌』が見つかったこと。胸腺がんのステージ4。 今となってはですが『癌』が見つかっても、他の臓器に転移しているステージ4の状態でもなんとかなるもんです。自分がそうなる前に誰かがそんな状態だって聞かされたらすごく悲しい気持ちになってたと思います。

 

でも、自分がなってみてよく分かりました。「生きること」をあきらめる必要はないし。癌だというこで絶望するなんてこともない。毎日をそれなりに楽しく過ごしていれば多少の苦労があったところで何を文句をつけましょうか。求めすぎるのは贅沢ってもんです。

 

朝起きて、ご飯食べて。仕事して(まだ病気前までといきませんが)。

仕事が終わったら夜ごはん食べて、テレビ見たりゲームしたりマンガ読んだり。

たまには家族と電話したりラインしたり、友達としゃべったり。

休みの日にはちょっと奮発して美味しいもの食べたり。

同じような繰り返しのようで、日々微妙な変化があって…

毎日に飽きるなんてそんなこともない。

十分幸せじゃないですかねコレって。

 

癌についてまとめとくと、治療は順調。体調はそこそこ。

8月は主に検査。9月の中旬から化学療法が始まり抗がん剤を投与。10月には結石の手術もして引き続き抗がん剤。幸いなことに8月の検査時に比べ癌が縮小。

抗がん剤の影響は

  • 脱毛があったので自らツルッと最近ほんの少し天辺の毛が伸びてるのを確認
  • 眉毛まつ毛なども減少
  • 手あれ・手のしびれ(左手)が少々。キーボード打つ感触がイマイチ
  • のどの奥・から胸のあたりにかけて気持ち悪い感じ

いつから、そして何をきっかけに自分の体の中で癌が大きくなっていったのかは分かりませんが、体の中のことなんてそもそも分からないものです。それが運よく見つかって治療の施しようもあったと考えると運が良かったことこの上なし、といったところでしょうか。

 

とりあえず2020年残すところ1か月の振り返りはこんなところで。

年末にもう一回考えてみて、来年治療が一旦落ち着いたらどんなことやっていきたいかも考えたいな~。