平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

抗がん剤とお腹の具合(便の悩み)

おそらく抗がん剤治療をしている人が悩むものの1つが「便秘」だと思います。僕も例にもれず、治療中は悩まされています。あんまり大声では言いにくい話題ですが、せっかくなので記録しておきたいと思います。

今回の抗がん剤(カルボプラチン+カルセド)3クール目が終わり1週間が経ちました。ある程度時間が経ったのですが、どうもお腹の調子が良くない日が続いています。そうです、恥ずかしがることなく明確に言うと「便秘」です。普段のお通じは良い方なのですが、1日出ないだけでもすっきりしません。また、便が硬いとお尻がひどいことになるので、そこにも同時に悩まされてます。(切れて血がでちゃうんですよも~)

抗がん剤治療中はしょうがないこととはいえ、何も対策していないわけではありません。野菜を多めにとったり、水分を意識してとったり、点滴後数日は運動がおろそかになっていたのは正直なところですが、まったくのノーガードではない。バカにできない副作用の1つが「便秘」なんです。

改めて、抗がん剤治療中の便秘について勉強して対処していきたいと思うので、ちょっとコチラのサイトで勉強です。

副作用はこうして乗り切ろう!「抗がん薬治療中の便秘」 | がんサポート 株式会社QLife

監修されているのは、千葉県がんセンターの看護師で「がん化学療法認定看護師」の資格を持ってらっしゃる山田みつぎさんという方なので、安心できる内容だと思います。

原因様々、抗がん剤治療中の「便秘」

  • 抗がん剤そのもの。腸の動きをコントロールする自律神経に障害がでる
  • 抗がん剤による吐き気を抑えるための『吐き気止め』による影響。
  • 治療中でしんどいから体を動かす頻度が減る→腸の動きが少なくなる
  • 精神的ストレス

では対策はというと…

(σロ-ロ)ゞ真実はいつも1つ!健康へ道もいつも1つ…かもしれない

  • 野菜を中心に食物繊維を多く含んだ食品を積極的にとる。大豆&イモ類(腸内で発酵しやすく、ガスを発生させて腸管に刺激を与える)納豆(納豆菌が腸の働きを強める)
  • 脂肪を含む食品をとる。脂肪には便を柔らかくして腸管内のすべりをよくする働きがある。野菜にオリーブオイルかけたりが良いのかなと思います。脂質は高カロリーなので取りすぎ注意!
  • 十分な水分、適度な運動、などなど

大事なことは精神状態もです。色々対策してても便秘になるときはなるし、ならなかったらラッキーぐらいに考えるのが良いのでしょう。そうじゃないと、「なんで色々対策してるのに便秘になるんだよ。ふざけるな!」とか意味不明な怒りが込み上げてきて逆にストレスが溜まってしまいます。

対策してても便秘になるときは…「対策してたからこれぐらいで済んだんだ。良かったじゃないか」と思うことが大切だと思います。言ってしまえば半分は思い込みの力です。

改めて考えると、癌治療というものはただ主治医の言うことを聞いて安静にしているだけでは良い結果を得られないということです。「果報は寝て待て」という言葉がありますが、治療は「待ちの姿勢」では決して良い結果はないと思います。

自分にできること探して実戦して、少しでもいい生活ができるように過ごす。別に癌治療じゃなくても普通の生活しててもより良い生活のために工夫するのは当然のこと。僕の場合は癌治療って要素が他の人よりちょっと多いだけ。世の中を恨もうが、健康な人を羨ましがろうが、自分の癌はどーにもならないので、そんなこと考えるのは時々だけにして、とりあえず今は便秘がなんとかなってくれってこと考えて行動しようと思います。