平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

がん治療の結果判明まで、あと5日

2月18日に最後の抗がん剤を投与してから1週間とちょっと。体調のほうは疲れやすいとか、たまに気持ち悪くなるとかはありますが、そこそこといったところでしょうか。25日には造影剤を投与してのCT撮影をしてきました。造影剤を最初に使ったのは半年前に癌かどうかを調べるときの検査以来。使うときに背中の方がカーっと熱くなる感覚がなつかしかったです。こちらもアレルギー反応的なものはなく問題ありませんでした。

結果はいよいよ3月4日に判明。この半年間の治療がどうであったのか?いま、癌はどうなっているのか…。そして、全身のCT画像をとっているので腎臓に残る結石は?色々なことがわかるので気持ち的には【楽しみ⑥:怖さ④】ぐらいでしょうか。

 

さて、最後の抗がん剤が終わったということで、職場にも復帰させていただきました。まだまだ完全にというわけではありませんが、任せてもらえることにはしっかりと応えていきたいと思います。

久しぶりの職場といえば、半年ぶりに会う方々への挨拶です。まだきちんと顔を見せれていない方も多いのですが、声をかけたときに一瞬間があって、「え!?」と驚かせてしまうことが多かったです。マスク&髪の毛がない&眉毛がない⇒見た目では誰やねんコイツ状態ですから(笑)。最初気づいて下さらなくても声を出して名前をいうとちゃんと気づいて下さって、心配もしていただけまして、嬉しい限りです。

職場に出て何が嬉しいって、仕事の達成感なんかもありますが、何よりも面とむかって話ができるというところです。正直なところ、家にいるよりも当然疲れはするのですが、精神的なエネルギーといいましょうか、そういうものは充填された感じがします。

 正直なところ疲れはしましたが、その分、休みの日はしっかりと休んで、またがんばろう!という気持ちです。自分の体の状態的に無理はできないので、そのあたりはしっかり判断していきたいと思います。

 

あと、こんなことも考えてます↓

癌が出来ていたこと、見つかったことは確かにショックではありますが、これを超ポジティブに考えれば、他の人が経験できないことを経験できているということになります。まして、30代で結石の痛みで救急車で運ばれて、ある意味コロナのおかげで肺のCTを撮ったことで癌がみつかって、その癌が希少がんの1つの「胸腺がん」で、がん治療のために腎機能を回復させるために尿道にステント入れて、血尿やら痛みやらでウンウンうなる中、抗がん剤治療始める。ラッキーなことに、なんだかんだあるけども差し迫った命の危険はなくて、仕事にも復帰できそう。ザクッと文章で書くとこうなるのですが、そんな人生を送っている人間は僕ぐらいではなかろうか?そんな風に考えたりしてます。

せっかくなので何かにいかしてみたいのですが、これからの人生でどうなる?どうする?かは自分しだいってところだと思うので、常に何かしら考えて行動していきたいと思ってます。当然、思ってるだけじゃダメですが…。。