平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

読書

和田秀樹氏の本が売れる理由は・・・『傲慢な心を満たしてくれるから』

自分自身ががん患者で、高齢な親がいることもあって病気や老いに関しては色々悩みもあります。そんなワケで色々調べるのですが、名前が出てくる一人が和田秀樹氏です。高齢者専門の精神科医として6000人以上の患者をみてきたそうですが… ベストセラーの「80…

教えるということは『教える』ことではない。

何度もは言い過ぎかもしれませんが、最近カバンの中にいれてたまに読み返している本が外山滋比古さんの『思考の整理学』。なんとこの文庫本の初版は1986年4月24日。ぼくが生まれた少し後。ぼくがいま手にしているのは2020年9月5日発行の124刷というのだから…

【感想】批判覚悟で批判する『80歳の壁』②

やっぱり読んでいると”おかしい”と感じる『80歳の壁』。 第2回目は【第3章_ボケ・認知症の壁を超えていく】をみていきます。 この章では老年精神医学が専門の和田氏が「認知症とは何か」を説明するところから始まります。僕は自分のがんのことであれば、ほ…

【感想】批判覚悟で批判する『80歳の壁』①

ネットで検索したり、本屋で良い本ないかなと探したり…がんサバイバーになってからというもの、医療情報をあさりつつ、「これ本当かな?」「信じていいのかな」と厳しい目を向けるようになりました。 そのなかで、自分は37歳。両親も高齢になってきていると…

がんが治った・消えた…医療系・健康系の本や記事を読むときに気をつけること

共病生活(闘病生活)では正しい情報を身に着けて、変な治療法に騙されないことが非常に重要だと思います。患者にとっては寄り道している暇なんてないんです。でも世の中には、トンデモない情報が量・質ともに転がっていますので、足をとられないようにしな…

ネットの海には虎だらけ?山月記を久々に読んで…

中島敦の短編小説「山月記」 www.aozora.gr.jp たぶん高校の授業で読んだ限りだと思うのですが、どーにも読みたくなったのです。 昨今、SNSを見る機会が圧倒的に増えています。スマホの影響が大きいのだろうとは思います。時間があるときついつい見ちゃいま…