平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

「がん」も治らないけど「泣き虫」も治らない

人生で数えきれないぐらい涙を流してきましたが…まだまだ僕の涙腺はうるおいたっぷりで乾くことはないようです。今週も診察室で涙を流してきました!診察室で涙を流した回数は両手指の数以上ではないでしょうか?主治医の先生ごめんなさい。がんになってもへこたれてないので、涙の数だけ強くなっていると思うことにしています。

 

さて、涙を流す原因となりましたのが…『がん遺伝子パネル検査』の結果です。

 

残念ながら治療にいかせるような薬が今回の検査では見つかりませんでした。そんな結果が返ってくることは想像していましたが、実際に受け止めてみるとショックが大きく、じんわりと両目から涙がこぼれました…

36歳、独身男性の涙。う~ん…なんとも表現に困る涙ですね。

 

結果としては「残念ながら」ということですが、これで全て治療手段がなくなったわけではありません。今も治療は継続中ですし、まだまだ使える抗がん剤はある。他の治療方法もあるでしょう。さらには新しい治療方法が開発されていくことにも期待です。そして何より今の健康状態は十分満足できるものです。仕事も量は少ないですけどやらせてもらってますし、ご飯もパクパク。幸福度調査でもされようものなら、胸を張って「幸せ」ですと答えていいぐらいです。

僕の検査結果による遺伝子データが次の薬の開発やがん研究にいかされることを祈りましょう。

 

さてさて、こんな結果で、ストレスもたまっただろうということで、外食ラーメンを解禁してきました。写真に写ってませんが、餃子もあります。これは良くないコンボ。体に悪いかもしれませんが、心には栄養満点でした!まだまだ元気で過ごしていきたいですね

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