平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

がんの原因を考えても仕方ないかなって

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「がんが見つかりました」と言われた時はショックで色々なことを考えます。

自分の残りの命、家族のこと、仕事のこと、治療のこと、お金のこと…本当に色々なことが頭のなかでぐーるぐーるします。そして、その考え事のなかには「がんになった原因」もあります。

こいつがなかなか曲者です。わかったところで時間が巻き戻るわけでもないし、取り除いたらがんが治るというものでもないからです。

 

がんが見つかって3年たちますが、僕は原因を考えることはやめています。だってわからないんだもん。タバコは吸わないし、暴飲暴食するわけでもない、仕事は大変だけどそれは同じ職場の人も一緒。食べてたものもラーメンは多かったかもしれないけど肉ばかりとか偏食してるわけじゃなかった。

 

専門家から見たらリスクのあった行動もあったかもしれませんが、どこまでいってもリスク=確率でしかないと思っています。なっちゃったものはしょうがない。

 

なっちゃったけど、それだけで不幸のどん底に落ちて一生そのままということもない。色々な人の助けを受けて病気になる前と同じぐらい、もしかしたらそれまで以上に毎日充実してるんだから、原因なんて考えるのは無駄ってもんです。

 

とりあえず、がんの原因考えるより、明日のご飯何食べようかって方が建設的だってことは言えます。

明日は病院で診察なので、検査結果よかったら…そうだなお刺し身でも食べようかしら。