平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

『そういうもんだと思う』闘病中の自分が楽になる方法~その⑥~

 

毎週ネタを見つけて書こうと思っていても、ついつい今週はいいやって思ってしまう「楽になる方法」今回は・・・

『そういうもんだと思う』

抗がん剤を飲んでいるから仕方ないのかもしれませんが、治療前に比べると思った以上に体力が落ちている気がします。気づけばアラフォーと年齢も重ねてきているので仕方がないのかもしれませんが、それでももっと出来るはずだと思うし、最近では出来る限り規則正しい生活を心がけて、食べ物も偏りがないように色々食べ、運動も意識しています。それなのに何でこんなにも体は言うこと聞いてくれないんだろうと思ってしまう時がありまして、そんな思いに引っ張られると思考もネガティブになりがちです。

「もうダメなんだろうな~」と思ったり、できそうなことでも「ちょっとやめとこうかな」と思ったり。

 

ところで、全然話は変わりますが、ゴミの分別できてますか?燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトル、牛乳パック、衣類、紙ゴミ、電池、プラゴミ…etc。僕が子供のころはプラゴミの分別までは言われていませんでしが、今やそういう時代。つまり『そういうもん』だということです。

 

つまりはどういうことかというと、癌になってしまったことも「そういうもんだ」と思ってしまえば多少は心が軽くなるということです。(むちゃくちゃな理論だとは思いますが・・・)

ただし間違っちゃいけないのは

「そういうもんだと思う」「あきらめる」ではないということ。

そりゃ治るもんなら治せればいいと思います。外科手術で切り取って大丈夫ってな感じで。自分がなってみて初めてわかったのですが、切除不能な癌ってやつもあって、ステージも進んで転移してると血流にのって癌が体のあちこちに移ってる可能性があると、なかなか治療方法がないわけです。そんなもんどーしようもないわけですよ。なので「そういうもんだと思う」ことにするんです。

そりゃ病気が進行して体がどんどん悪くなるかもしれないのは怖いし、検査のたびに悪くなってるかもとビビらなきゃいけない。医者に聞くまでもなくゲームみたいに自分のステータスが分かったらいいのに…とも思ってしまいますが、現実はそうもいきません。

生きてりゃ良いことあるだろうし、例え良いことがなくったって見つけるチャンスはあるわけです。精一杯生きて生きて生きて、お迎えが来たらそんときゃそんとき。そんな風に考えとけば多少は気楽に過ごせるんじゃないでしょうか?

 

 

 

しんどい時とかは、そう思えないのが難点なんですが…心の片隅にはいつも置いておきたい考え方です。