平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

【車椅子の話】を聞いて考えたこと

イオンの映画館での車椅子利用がうんたらかんたらって話が一部でにぎわってます。ぼく自身は当事者でも関係者でもない、ネットの騒ぎを見ているだけの人間です。

そんな人間の感想だけど…主義主張は自由だけど、ネット社会は反響がいい意味でも悪い意味でもすごいなって感想です。もし自分の発言がきっかけで、日本中から肯定否定双方の膨大な意見が飛び出したら僕だったら気が狂いそうになるかもしれません。炎上って耐えられないだろうな〜とも思います。

 

で、自分にとって車椅子とは何だろう?と考えてみました。手術のあとに2日ほど使ったことがありますが、病院内だけなので実社会での不便さはわかりません。家族や身の回りにも車椅子ユーザーの方はいないので実感も難しいというのが正直なところです。

 

1個だけ思うのは、弱者の立場を悪用していないか?弱者でいることに傲慢になっていないか?ということです。

がん治療を続けなければ命の危機があるという意味では僕も社会的弱者という立場。ある意味でマイノリティーだと考えています。

弱者には周りがもっと配慮すべきだ!などという傲慢な思考では世の中変わらないし、弱者の立場にあぐらをかいてしまっていては、誰も本当の意味で手助けしてくれることはないと思います。

確かに副作用でしんどいときに職場に迷惑かけたりもするし、私生活の中でもそこは配慮をお願いしたいという場面もありますが、それは自分自身が社会のルールのなかで一生懸命やったうえでのこと。最初から「おら!弱者様やぞ!!オレラにもっと配慮しろや!」ではヤカラです。

ぶっちゃけそんなこと考えました。

 

思想はあれど、傍から見ると、カスハラじゃん

超外野からはそんな風にも見えてしまいました。