抗がん剤はがん細胞をやっつけるというパワーがあるわけですが、普通の細胞にも悪い影響がでちゃうので細心の注意を払いながら使う必要があるわけです。研究者の皆さんはピンポイントに攻撃できるのを日夜開発してくださったりしてますが、なかなか道は険しい。
そこで副作用を抑えるための薬にもパワーを借ります。しかし、それにも注意が必要です。バランスをうまい具合にやらないと抗がん剤の副作用を抑える薬でも副作用がひどく出てしまう時があります。そっちでも注意しないといけません。
いま家で飲めるように処方してもらっているのは

写真左から、便秘薬(2種)、吐き気止め、胃薬です。
きっちり飲むものと、体調みながら自己判断で飲むものとあります。
まずは1週間ぐらいを乗り越えれば、カルボプラチン&アブラキサンの気持ち悪さは気にならなくなるはずなので頑張りたいと思います。
ところで吐き気止めとして処方される「デカドロン」という薬。
何か別のものを連想してしまいませんか?
もしかしたらがん治療をしている中で僕だけかもしれないのですが、ビーストウォーズというアニメに出てくる「メガトロン」に言葉の響きが似ているせいで、声優の千葉茂さんが演じた「メガトロン」が脳裏によぎってしまうのです。
これからデカドロンを処方される時はちょっと思い出すとクスっとできるかもしれません。キツイときでも笑えるのはパワーになりますからね。
メガトロンは悪役ですが、デカドロンは味方になってくれて抗がん剤の副作用とうまく付き合っていく助けになってほしいです。