平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

もしも余命宣告があったら…を考えてみました。

自分が癌になる前はステージ4になれば余命が告げられるものだと思っていました。(余命宣告ーステージ4)しかし、実際にはそんなことは全然なくて、癌が見つかって2年経ちますが余命を告げられたことはありません。

気にはなったので主治医に聞いてみたことはあるのですが、「わからない」という回答だったと思います。5年生存率の話とかあったように思いますが、ぶっちゃけ胸腺がんって症例少ないし、30代だとさらに少ないと思うので、自分にとってはあんまり参考にならないような気がしてます…都合のいいことだとは思いますがね( ´∀` )

で、余命の話なのですが、もし自分の命がもう少しだと知らされたら、自分はどうなってしまうのだろうか…と台風の日に考えていました。医者が余命を告げるということは、自覚症状としても痛みや体の不調を感じているのだろうか…。1日1日をどう過ごしているだろうか…。

たぶん同世代の多くの人よりも『その時』が早く来る可能性が高いとは思うので、ある種の覚悟は必要だとは思います。でもそればっかり考えて生きるのも辛いものがあるような気もしています。答えは簡単に出るものではありませんが、今はこうやって元気だったとしても、たまに考える時間を持って逃げたくはないなと思います。いくら嫌がっても自分ごとですからね。逃げずに正面から向き合うしか方法はないと思っています。あの手この手は使うでしょうが(@_@;)

で、余命についてはここまで。今は抗がん剤もいったんは終わって、まだまだ本格的ではないかもしれないけれど、仕事や他にもしたいことに挑戦する番だと思っています。この治療の期間は決して『失った時間』ではないけれど、忘れてしまった感覚も色々ありそうです。ありもしない「やる気スイッチ」を探すことなく、さっそく実戦へとうつっていきたいと思います。