これから飲む『レンビマ』とはなんぞや?
(; ̄ー ̄)...ン?
よくわからないまま飲むよりも、薬の作用を知った上で試してみましょうや…ということで…色々調べたのをまとめました。自分で言うのも何ですが、そこそこ力作!
ヒューマンヘルスケアのエーザイと言えば『チョコラBB』 などでおなじみですが、抗がん剤も作ってくれていました。 女性向けの商品を出している会社というイメージで自分には縁がないと思っていたのですが…なんとエーザイの筑波研究所で創薬された抗がん剤が、僕がお世話になる『レンビマ』だったのです。
<甲状腺がん><肝細胞がん>に適応されていた承認薬ですが、今年の3月に<胸腺がん>にも承認されました。(※ 正確には切除不能なもの)
この『レンビマ』分子標的治療薬とよばれるもので、 血管新生を阻害して癌の進行を抑えます。
┌(; ̄◇ ̄)┘ナンノコッチャ?
自分で書いていてもイメージできないので、 主治医の先生から聞いたお話や、薬の冊子などを見て勉強してみました。
癌細胞はボコボコ増殖するのですが、そのためには栄養が必要です。 癌細胞は自分で栄養を作ることはできないので、周りの血管から栄養を取るため新しい血管を作り出す働きをもっています。これを【血管新生】と呼びます。この【血管新生】を邪魔してやろうというのが、分子標的治療薬です。 つまりは我らの味方『レンビマ』です。
※正常な「血管新生」はケガをしたあと、傷が治るときに起こっています。
自分なりのイメージを図にしたのがコチラ!
↓↓↓がん細胞は血管新生して増える!!勝手に血管を作って栄養を盗みとる。
↓↓↓レンビマががん細胞の血管新生を壊す!!!!
おそらく、体の中でこんなことが起こっているのでしょう。ガンバレ!レンビマ!!
ちなみに、 前の治療と今回の治療の違いをイメージ図で比べてみるとこんな感じ。
最初の化学療法として行った点滴投与は癌細胞に直接攻撃するもの。
『レンビマ』 は癌細胞の補給を邪魔して兵糧攻めにするものといったところでしょうか。
もちろん、副作用がありまして、血管の内側(内皮細胞)に作用するため、高血圧の症状が出る可能性が高い。また、血管の透過性が変わることで蛋白尿なども懸念されます。そのあたりのイメージ図はまた今度作ってみます。
ということで、明日に備え寝ます。
病室も消灯しちゃったよ…
(∪。∪)。。。zzzZZ
※※注・念のため※※
このブログの内容は色々参考にさせてもらっていますが、 間違った情報があるかもしれません。あくまで、 胸腺がん患者本人が自分の使う薬が気になるので調べ、まとめたものです。
スペシャルサンクス_いらすとや