平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

別れまで…あと7日

10月5日(月)☀

唐突ですが、結石をめぐる痛みとの決別までをカウントダウンしたい!

あと7日\(^o^)/

 

というのも、日曜日に実家に帰ろうと思っていたのですが、朝起きたら痛みが辛くて…動くには厳しいってことで実家に帰るのをやめました。抗がん剤投与のための入院を終えたらもう少しだけ動けるようになると思っていたからかショックが大きい。

でも、無理はできない。麻酔科の先生からは風邪とか引くと麻酔ができなくて手術もできなくなるから、くれぐれも他の病気にならないようにと釘を刺されている。もう1週間ほど我慢だ。

 

少し前のブログを読んでもらった方には『尿路結石』の痛みが伝わっているだろうか…今回は『尿管ステント』のことを書いてみたいと思う。

 

尿管ステントは腎臓の機能を維持するために使われる医療器具。腎臓と膀胱をつなぐ尿管に入れる管で、結石で尿が流れないなどの症状を改善させる効果があるのだそうです。

 

尿が流れないとどうなるか…腎臓が炎症をおこして耐え難い激痛がします。僕の場合ですが…腹の中のものを全部吐き出しました。左の腎臓が詰まってたから左半身が痺れて動かなくなりました。119に電話して場所を説明するときに何度も場所を確認されて「わかってくれよ」と叫びたくなりました。救急車で運ばれます。座薬の痛み止めを入れられます。病院でCTをとります。なぜか癌が発見されます

 

一部結石とは関係ないこともありますが、概ねこうなるかと…

 

こんなことにならないように尿管ステントを入れるのですが、イメージとしては細いパイプの中にさらに細いホースを入れるようなもの。緊急避難的に尿の通り道を作ってやるのです。

 

この通り道をつくってやる手術はあっというまに終わります。1時間もかかりませんでした。ただし麻酔はかけません。仰向けに寝転んだ状態で下半身が見えないように小さなカーテンが置かれます。

 

そして、いざ。人間の最たる急所である部分から異物が挿入されます。まずは内視鏡です。これまた言葉にできない痛みです。次にステントが突っ込まれます。またまた言葉にできない痛みです。しかも徐々に体の上の方に痛みがあがってくるのがわかるのです。

ちなみに僕の結石の状態は1つの石で詰まりかけていたところに『おかわり』してさらに石が落ちてきてほぼ詰まった状態。テトリスぷよぷよみたいな落ちゲーで言うところ積み上がってゲームオーバー状態みたいな感じ。なぜ今その話なのかというと…

ステントが腎臓まで押し込めなくて難儀したからです。先生から石が邪魔して奥まで入らないからもう少し我慢してねと言われたときのショックといったら…痛みに耐えるために歯を食いしばると力が入って余計に入れにくくなるからと口は半開きにしないといけなく…また呼吸もゆっくりしなくてはいけないのもキツかった…

 

あと、尿管ステントが入っているときは結石は出てきません。だって、ただでさえ狭い尿道の中に尿管ステントが入っているわけですから。

 

そんなこんなな処置をされます。恐らくですが、通常の結石だけであれば尿管ステントを入れることはないでしょう。

 

僕の場合は、検査や治療で様々な薬を使うために腎臓の機能を回復させる必要があったからです。

 

今日はここまで…次回はステントのある生活!