平らかなる共病記_アラフォー満喫中

胸腺がんと向き合う30代後半の日々

【がんは消えないし、効かない!!!!!!!!】重曹クエン酸水に決着を付けよう!

極々一部で万能薬のごとき扱いを受けている「重曹クエン酸水」なる飲み物。自宅で水に重曹(食用)とクエン酸を混ぜて飲むだけらしいのですが、これを飲めば体調がよくなり、がんまで治るというのです。

(@д@)「バカにしないでほしい。炭酸水にそんな効果はない!」

↑僕はこの意見です。

そういう主張を繰り返している一部の人には小学生か中学生の理科からやり直してほしいぐらいなのですが…思い込んでいる人には何を言っても意味がない。自分は間違った科学知識でデタラメを言わない人間でありたいので、どんな考えで主張をしているのか推察してみたいと思います。

 

X(旧Twitter)で「重曹クエン酸水なんて飲まねーよバカ」みたいなつぶやきをしたら「愛と調和おじさんひろみち(省略)」という人物から「これを沢山見れば体内環境がどうなって癌が消えていっているかが簡単にわかります」というメッセージをいただきました。

ご丁寧にご案内いただいたので、アメブロに書かれたページを見てみましたが意味不明でした。なぜか『緊急時以外は西洋病院を避けて』と病院嫌いなことはわかりましたが…。

 

なので…(@д@)「あなたの言うことに微塵も価値を見出せない。がん患者を食い物にするな!」と言ってみました…そうすると案内されたのが厚労省のページです。

 

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1e18.pdf

厚生労働省が2006年に公開したと思われるページ)

腫瘍崩壊症候群というものを説明するページです。これによると腫瘍崩壊症候群とは「がん治療」のときに腫瘍(がん)が急速に死滅する時に起こる症状とあります。がん細胞の死がい(成分)によって腎不全など色々な状態が生じることだそうです。

その色々な状態のなかには「代謝性アシドーシス」という血液が酸性になってしまう症状もあるようで。その治療のためにクエン酸塩、重曹を服用すると説明があります。

※人間の血液は弱アルカリ性に保たれている

厚労省の資料のどこを見ても「重曹」または「クエン酸」が直接的にがんに効果があるということは一言も書いていません。これを読んでなぜがんが消えると考えたのでしょうか?本当に意味が分かりません。

 

ひろみちさん(省略)はさらに続け…「人間は本来、野菜からビタミン・ミネラル・重曹クエン酸成分を補って健康を維持しています」という発言が飛び出します。

【野菜から重曹クエン酸成分?】僕には理解できない思想と認識をお持ちのようなので、普段どんなポストをしているのか覗きに行きました。「学校教育では教わらないが、自然界の野菜には重曹成分(重炭酸イオン)が絶妙な濃度で含まれている」という発言も見つけました。こりゃもうお互いが理解しあうのは無理です。僕とは違う世界で生きていらっしゃるようです。

 

僕が願うのはただ1つ。このような間違った科学認識を持つ人の主張を真に受ける人が少なくなってくれることです。

 

重曹クエン酸水(しょっぱい炭酸水)の健康への効果を考えるとするなら…

炭酸水なのでお腹が膨れる。ダイエット効果が多少あるかな?ぐらい。

どか食いしてるような人にはいいんじゃないでしょうか?

逆にナトリウム(塩分)があるので、飲みすぎると塩分過多でそっちが問題になるかも

 

将来、研究のはてに重曹クエン酸水ががんに効果を示したという確かな医学的知見が示されれば話は別ですが、ぼくは重曹クエン酸水を一口たりとも飲むことはないでしょう。

コーラや三ツ矢サイダーとか炭酸ジュースとかは飲みますよ。おいしいので。

ヤバイ一般社団法人もあるんだな〜

よくやってる「抗がん剤」をキーワードにXで検索。その際にひっかかってきた一般社団法人の話です。

あえて名前は避けますが…

香害や医薬品の環境中への排出を問題視するのが目的の1つのような団体のようです。代表がABEMAニュースかなんかにも出たとかで紹介されていました。

よくよくその団体の活動を見ると、医療機関ではないのに、治療方法のようなことを販売しています。「生活術」としていますがけっこー黒よりのグレーではないでしようか?

また、もっともひっかかったのが、化学物質過敏症を問題視しながら、バリバリの化学物質と思われるサプリメントの販売を行っている点です。

一般社団法人とついてると『まとも』そうに聞こえますが、悩める人を食い物にするタチの悪い存在はどこにでも転がってるということですね…たぶん

クソみたいな輩もいる

人間、嫌なところもあれば、いいところもある。

嫌なところが目立つ人とは関係をうす〜くしたいものです。

SNSなんて特にそうで、あり得ないぐらいこっちの趣旨を理解しないコメントを付けてくる人がいるんですけど、相当なストレスを感じます。

マジで

非科学的な人間の思考回路の一端を知れたのはよい経験ですが、こんな人間が隣人だったらサヨナラするわ!と思わせてもくれました。

クソみたいな輩もいるということがわかりアンハッピーです!

SNS上で議論することの不毛さよ

顔がわからない相手と健全な議論をすることは100%無理なことだと感じるできごとがありました。

僕にとって普通の会話とは、相手のことを考えて発言するし、自分とは違う考えをもってはることも考えた上でやり取りします。違う意見も一部受け入れながら話を進めていくことができます。

 

ですが、SNS上で顔は当然知らない。プロフィールもさっぱりわからない。やりとりも初めて、こっちの考えをまったく考慮してこないような人とは会話が成立しないことがわかりました。

まして、相手は知識マウントを取りたいのかな?と思うようなこともあり、何度かやり取りしてみましたが、こりゃためだとなりました。

「はいはいそうですね。」

そんな気分にさせられて、本当にコミュニケーションって難しいですわ

世の中の新型コロナの状況は?

やっぱり健康が1番!というのは病気になった時に誰もが思うこと。日々気を付けていたってどーしようもないものだけど…気を付けるか、気を付けないかでは天と地以上の差があると思ってます。

気を付けてたら、しゃーないと思えるからね。

ノドの痛みとかが出だして1週間がたちましたが、まだまだ回復は程遠い感じ。少しずつ散歩とかして体も慣らしていかないと一気にやっても体力は回復しないしコツコツが大事。

自分が新型コロナに感染しちゃったけど、世間はどうなのか?厚労省が毎週金曜日にだしているリリースで見てみましょう。

 

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波でいうなら第10波となるのでしょうか…今年の冬の感染拡大の波が収まってきているように見えますが、感染の波が下がりきっていないことが非常に気になります。

また、5類になってからは検査とか受けずに熱が下がったらただの風邪だった〜といって動き回っている

人も少なからずいると思われるので、このグラフ以上に市中には新型コロナの感染者がいるのではないでしょうか?

ぼく自身は今回2度目の感染でしたが、一応いまのところは回復傾向にもあってほっとしていますが、安心はできません。

そもそもがん治療は一生もんだし、他にも麻疹やインフル、溶連菌(例の人食いバクテリア)もあったり、最近の運動不足でお腹周りも気にしないといけないし、年齢からくる体の不調や体力の衰えも気になるところ。

健康は一筋縄じゃいかないな〜

あーーー1日ミス

毎日更新が途切れてしまいました。言い訳をするなら、きのうはだいぶ疲れがあったのでブログのことが頭からすっぽり抜け落ちていました。仕切り直していきたいと思います。やっぱり物事に取り組むときの気持ちって大事。

それはそうと新型コロナ感染症に発症してから6日目となるのですが、のどの痛みと鼻づまりは軽くなったとはいえ残っているような気がします。買い物に行くときに少し歩きましたが、やっぱり体力が落ちているからかすぐ疲れるし、本当に病気というのはやっかいです。他の人にうつさないようにはしたいですね。

小さいことの積み重ね

小さいこととからコツコツと…言うのは簡単。

コツを掴むのは難しいけど、コツコツのコツ一回分なら簡単。

でも、コツコツ、コツコツ、コツコツ、コツコツ積み重ねていくことの何と難しいことか。

体調崩してる間に積み上げたものが大きく崩れていて、足場があると思っていたところがグラグラで変な感じ。できると思ってたことができなくなってる感じもある。

コツコツ積み上げたものでも失うのは簡単。

失ったものはまたコツコツするしかない。

コツコツしかない。

大は小を兼ねるけど、小は大にはなれない。

小は大にはなれないけど、集めれば大を上回ることだってできる…かもしれない。